2014年02月28日

『ラヂオの時間』

今日は、映画『ラヂオの時間』を視聴しました。

いや〜、この作品も三谷幸喜監督・脚本ということで、本当に面白いです。
とても初監督作品とは思えないくらい、素晴らしい出来栄えですね。

三谷監督作品って、出演者が本当にすごいんですよね。
うまい役者さんがずらりと並んでいて、それでいて全体としてまとまっている。
本作では、藤村俊二さん演じる守衛・伊織万作が特に良かったですね。
今では仕事がなくなって守衛をしているが、実は伝説の音効さんという設定が非常に良いです。
花火の効果音を伊織万作が作り出すシーンなんて、本当にすごいですよね。
雑誌か何かで頭をパンパーンと叩いて花火の破裂音を表現するわけですが、頭を強く叩きすぎて少しクラっときている演技が抜群に面白いです。

とても有名な映画なので私が推薦するまでもないとは思いますが、この映画は誰にでもおススメできる一本ですね。

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2014年02月26日

『督促OL 修行日記』

『督促OL 修行日記』(榎本まみ著、文芸春秋)を読み終わりました。

うーん、なんだか内容が薄いですね・・・(汗)
信販会社ではないですが、私も督促を行うコールセンターで働いたことがあります。
別に、この本に描かれているような修羅場ではなかったですけどねぇ・・・。
もちろん、支払いを促すと怒り出すお客様もいますが、そんなにクレームが頻発するわけでもありません。
まあ、「かなり話を盛ってるな」という感じの本ですね。

これからコールセンターで働くという人は読んでみてもいいと思いますが、この本に書かれているようなひどい職場環境ばかりではないということも頭に入れておく必要があります。
あまり役に立つわけではないかもしれませんが、コールセンター業界に興味がある人にはおススメの一冊ですね。

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2014年02月09日

『経済政策を売り歩く人々』

『経済政策を売り歩く人々 エコノミストのセンスとナンセンス』(ポール・クルーグマン著、日本経済新聞社)を読み終わりました。

日本語版は1995年に発売されていて、内容的にはかなり古くなってしまっています。
しかし、1980年代のアメリカ経済に興味がある人には、ちょうど良い一冊なのではないかと思います。
当時のロナルド・レーガン政権は、「サプライ・サイダー」と呼ばれる経済学派の主張を基に経済政策を運営していたのですね。

経済は「需要と供給」のバランスによって成り立っており、需要不足が不況の原因と考えられています。
ですから不況時には、金融緩和や財政出動などの政策を行って、政府が需要不足を補おうとするわけです。
しかし、「サプライ・サイダー」と呼ばれる人たちは需要ではなく供給こそが重要だと考え、金融政策には効果がなく、減税を行えば経済活動が活発になって税収はかえって増えると主張しました。
実際にはこのような考え方を採用する経済学者はほとんどおらず、そのほとんどはジャーナリストによって主張されていたようですが、恐るべきことにレーガン大統領によって「レーガノミクス」として実施されることとなります。

結果としては、レーガノミクスによってアメリカ経済の高成長は実現されず、アメリカ政府は巨額の財政赤字を抱えることとなってしまいました。
・・・現在の日本でも、消費税を減税すれば経済が成長してかえって税収が増えるとか主張する人がときどきいますよね(汗)
確かに、消費税を減税すれば一時的に景気は良くなるかもしれません。
しかし、それでは需要の先食いをしているだけで、日本経済の持続的な成長にはつながらないんですよね。

そこに、「どれだけ財政赤字を増やしても、日本は財政破綻しない!」などと主張する三橋貴明さんのような自称経済評論家が登場し、実際に政治に影響を与えようとする。
さすがに日本政府は馬鹿ではないので、「消費税減税で経済成長だ! ヒャッハー!!」ということにはならなかったわけですが、なんだかアメリカのことを笑ってばかりもいられないような気がします。
この本では、「教授」と「政策プロモーター」と分類されていますが、日本でも「経済学者」と「(自称)経済評論家」がいるようです。
わかりやすい理論が必ずしも正しいわけではないということを、私たちは心に刻んでおく必要があると思います。

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2014年02月04日

LOVELOGより移行

本日、LOVELOGよりSeesaaブログに移行しました。
どうやらLOVELOGの旧アドレスにアクセスすると、自動的にSeesaaブログの新アドレスに遷移するようですね。

たま〜に更新すると思いますので、今後もどうぞよろしくお願いいたします。
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2014年01月27日

直木賞作家・坂東眞砂子さん死去

映画化された「死国(しこく)」、第116回直木三十五賞を受賞した「山妣(やまはは)」などの作品で知られる小説家の坂東眞砂子さんが今日(27日)、高知県内の病院にて亡くなりました。
舌癌が肺に転移し、昨年から入院していたとのことです。

坂東眞砂子さんが亡くなりましたね。
私は坂東眞砂子さんの作品は一つも読んだことがないのですが、日本経済新聞に掲載された衝撃的なエッセーによってその名前を記憶している作家さんです。
「子猫殺し」と題されたそのエッセーは、次のような書き出しで始まります。

 こんなことを書いたら、どんなに糾弾されるかわかっている。世の動物愛護家には、鬼畜のように罵倒されるだろう。動物愛護管理法に反するといわれるかもしれない。そんなこと承知で打ち明けるが、私は子猫を殺している。


何で子猫を殺しているのかというと、次のような恐るべき理由からです。

 子猫殺しを犯すに至ったのは、いろいろと考えた結果だ。
 (中略)
 避妊手術を、まず考えた。しかし、どうも決心がつかない。獣の雌にとっての「生」とは、盛りのついた時にセックスして、子供を産むことではないか。その本質的な生を、人間の都合で奪いとっていいものだろうか。


つまり、猫に避妊手術をすると猫にとっての「本質的な生」を奪い取ることになってしまうので、代わりに生まれてきた子猫を殺しているというわけなんですね。
しかも、殺し方が何ともグロくて、生まれると家の隣の崖下に放り投げて殺しているっていうんです。
・・・ちょっとこの人、まともじゃないですよね(怖)

生まれてきたばかりの子猫を殺しているということも怖いですが、それをエッセーにして新聞紙上に発表するというところがまた怖いです。
「私は猫に避妊手術をするのではなく、生まれてきた子猫を崖下に投げて殺しています」という内容のエッセーを発表すれば、どんな反響を呼ぶかは当然わかっていたでしょうから、あえて「私はこんな残酷なことをしています」と世間に触れて回ったようなものなんですよね。
訊かれてもいないのに自分から新聞で発表するというところに、坂東眞砂子さんの異常性を感じざるを得ませんでした。
こういうのって直接的な怖さじゃなくて、じわじわくる怖さですよね(怖)

また、こんなエッセーを掲載する日本経済新聞社もどうかしていると感じました。
この騒動が起きた時には連載終了していましたが、当時はちょうど渡辺淳一さんの「愛の流刑地」も連載されていて、ちょっとまともな新聞とは思えませんでしたね。
結局程なくして、私は日経新聞を取るのをやめてしまいました。

今でも、日経新聞の文化部ってクズなのかな〜?
坂東眞砂子さん死去のニュースで、ちょっと懐かしい思い出がよみがえってしまったのでした。


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2014年01月23日

『舟を編む』

今日は、映画『舟を編む』を視聴しました。

うーん、これ結構良い映画なんじゃないでしょうか。
辞書の編纂という地味な題材を扱っていることもあって、特に大きなストーリーの起伏があるわけでもなく、淡々と物語が進んでいく感じですね。
しかし、なんだかほっこり温かみを感じるような、何とも言えない心地よさがあります。

まずは、主人公の辞書編集部員・馬締光也を演じている松田龍平さんの演技が良いですね。
主人公のアスペルガー症候群を思わせるような言動や行動も、うまく演じられていると思います。
映画『武士の家計簿』で主人公を演じた堺雅人さんの演技を思い出したのですが、松田龍平さんも決して負けていないと思います。
そして、主人公が下宿する「早雲荘」の大家の孫娘・林香具矢を演じている宮崎あおいさんも良いですね。
映画『ツレがうつになりまして。』もそうですが、夫を受け入れて包み込む妻といった役どころが本当に似合うんですよね〜。

ただ辞書を編纂するというだけの話なのに、なんだかとても楽しめました。
原作である三浦しをんさんの小説は、2012年本屋大賞を取ってるんですね。
こちらもちょっと読んでみたくなるような、素敵な映画でした。


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2014年01月16日

『日本経済を殺した真犯人はだれだ!?』

『日本経済を殺した真犯人はだれだ!?』(三橋貴明著、マガジンハウス)を読み終わりました。

とりあえず、この本は買うのが恥ずかしかったですね。
ブックオフで購入したのですが、三橋貴明さんの写真が表紙に入っているような本は、とてもじゃないが恥ずかしくて買えない。
たいていは腕組みしてこちらを向いている写真が使われていて、「こっち見んな!」って言いたくなります(笑)
その点では、この本は表紙が文字だけなので、多少購入時の恥ずかしさは軽減されていますね。
それでも、クルーグマンの本の下に重ねてレジに持っていきました。
若い頃、エロ本を買うのが恥ずかしかったことを思い出してしまいました(笑)

内容的には、そんなにトンデモではなかったです。
ただ単に、金融緩和と財政出動を同時に行うという「ポリシーミックス」を主張しているだけですね。
不況時に金融緩和と財政出動を行うというのは当たり前のことなので、特に奇抜な主張をしているわけではありません。
しかし、金融緩和や財政出動の効果は一時的なもので、中長期的に経済を発展させるものではないと思います。
ですから、バブル崩壊やアジア金融危機やリーマンショックの直後にそのような政策を採るのは間違っていませんが、金融緩和や財政出動をし続ければ経済が持続的に発展していくというものではないと私は思います。

三橋貴明さんは新古典派経済学やニュー・ケインジアンなどの「主流派経済学」は間違っていて、中小企業診断士である自分は正しいと言っているわけですが、その主張をすべて真に受けるのは危険だと言う他ありません。
「信者」になってしまうのが一番良くなくて、いろいろな考え方の一つとして捉えるのが良いのではないかと思います。
しかし、「信者」さんたちが求めているのは、「韓国・中国経済はこんなにヤバい! それに対して、日本経済はこんなにスゴい!!」っていう内容なんじゃないですかね?
この本を読んで「信者」さんたちは内容を理解できるのか、ちょっと疑問に思いました(笑)


タグ:三橋貴明
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2014年01月12日

LOVELOGサービス提供終了

当ブログ『非定型うつ病研究日誌』は、LOVELOGという無料ブログサービスを利用しているわけですが、残念なことにサービスの提供が終了してしまうようです。

ブログの新規投稿は3月31日まで、ブログの閲覧も6月30日までで終了するそうで、このブログもあと半年で消滅というわけですね(悲)
2月中旬からSeesaaブログへの移行ができるようになるのですが、はたしてブログを続けていくべきかどうか・・・。
今のところは、素直にSeesaaブログへの移行を考えていますが、これを機会にブログをやめてしまうという選択肢も考えられます。

Seesaaブログの方を覘いてみたのですが、なんだか2ちゃんねるまとめブログとか、訳のわからないアフィリエイトブログとかばっかりで、一般の人は使ってるんですかねぇ???
LOVELOGは普通の人が普通に書いているブログが多くて、好感があったんですけどねぇ・・・。

まあ、まだ時間はたっぷりあるので、ゆっくり考えたいと思います。
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2014年01月06日

『マンキュー経済学T ミクロ編(第3版)』

やっと、『マンキュー経済学T ミクロ編(第3版)』(N・グレゴリー・マンキュー著、東洋経済新報社)を読み終わりました。

いや〜、長かったです(汗)
ほとんど辞書みたいな分厚さの教科書なので、読み通すのが大変でした。
この本は経済学の初級教科書なのですが、これでも結構難しいです。

しかしこの本は、タイトルを変えたほうが良いんじゃないかと思います。
原題は『Principles of Economics』なんだから、『経済学原理』ですよね。
『マンキュー経済学原理』という風に改題したほうが、より親切なんじゃないかと思います。

なぜかというと、東洋経済新報社からは他にも『マンキュー入門経済学』『マンキュー経済学U マクロ編』『マンキューマクロ経済学 入門編』『マンキューマクロ経済学 応用編』といった書籍が発売されているからです。
経済学(特に、マクロ経済学)に興味を持った初学者が、わかりやすい入門用テキストを探しているとすると、この5冊のうちのどれを読めばよいのか迷いますよね。
たぶん、『マンキュー入門経済学』か、『マンキューマクロ経済学 入門編』を手に取るのではないでしょうか。
残念ながら『マンキュー入門経済学』は、『マンキュー経済学T ミクロ編』『マンキュー経済学U マクロ編』を1冊にまとめたものなので、『マンキュー経済学』のミクロ編・マクロ編を読むのであれば、読む必要がありません。
また『マンキューマクロ経済学 入門編』は、入門用ではなくてマクロ経済学の中級教科書です。
いくらなんでも、これはタイトルがややこしすぎでしょ・・・(苦笑)

というわけで、おそらく『マンキュー経済学T ミクロ編』→『マンキュー経済学U マクロ編』→『マンキューマクロ経済学 入門編』→『マンキューマクロ経済学 応用編』といった具合に読み進めていけばよいのでしょう。
マクロ経済学を理解するには、まだまだ道は長そうです・・・。
ちなみに、『マンキュー経済学U マクロ編』は現在第2版が最新版となっており、今年の3月に第3版が出版予定となっています。
うーん、発売が待ち遠しいですねぇ〜。


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2013年12月28日

日銀試算「くまモンの経済効果」は2年間で1244億円

日本銀行熊本支店は一昨日(26日)、熊本県PRキャラクター「くまモン」が熊本県内にもたらした経済効果を試算した「くまモンの経済効果」を発表しました。
それによると、くまモンが「ゆるキャラグランプリ2011」で優勝した2011年11月以降の2年間で、くまモン利用商品の売上げおよび観光客増加による経済波及効果は1244億円、くまモンがテレビや新聞に取り上げられたことによる広告効果は90億円以上に達しています。

うーん、くまモン恐るべし・・・。
2011年11月〜2013年10月の2年間で、くまモン利用商品の売り上げは、1250億円。
くまモン利用商品の売り上げによる熊本県への経済波及効果は、1232億円。
くまモンによって増加した観光客数は、18.8万人。
県内観光消費の増加額は、8億円。
県内観光消費の増加による熊本県への経済波及効果は、12億円。
よって、熊本県への経済波及効果は、合計1244億円ということのようです。

どうやら、くまモングッズの売り上げによる熊本県への経済波及効果が、ダントツに多いようですね。
くまモンのキャラクターは熊本県の許可を得れば、無料で使用することができます。
下手に著作権料を取るよりも、無料でたくさんグッズを作ってもらったほうが、結果として効果は大きいということのようですね。
くまモン大成功の一因は、この「無料戦略」にあったようです。

2012年分の経済効果508億円は、NHK大河ドラマ『龍馬伝』の高知県への経済波及効果535億円に匹敵する数字となっています。
『龍馬伝』以外のNHK大河ドラマ(2003年以降)の経済波及効果が、109億円(『風林火山』長野県)〜262億円(『篤姫』鹿児島県)であることを考えると、508億円というのがいかにすごい数字であるかわかりますね。

ちなみに、2013年度の熊本県のくまモン関連予算は、約2億円だそうです。
こんなに効率良く働く公務員の人たちって、いったい何なんでしょう?(笑)
posted by ADlab. at 13:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする